パソコンのファイル超整理法・こんなフォルダ名はつけてはいけない／サボテンの花 その２

使ううちにパソコンの中に増えていくファイル。
これを上手に整理することが、大切なデータにいつでもアクセスできるために重要なのは、もはや言うまでもないでしょう。
どこに何があるかわかるというメリットに加えて、バックアップも取りやすいです。

個人的にはパソコンファイル整理術のひとつとして［マイドキュメント］自体をＤドライブに移したりもしていますが、この点に鑑みてやはり何より重要なのは、ファイルの内容別にフォルダの構成を系統立てることではないでしょうか。

そして各々、フォルダ名やファイル名には具体的でわかりやすいものをつけておく。

さらに、エクスプローラー表示の際に名前で整列しただけでファイルやフォルダがその系統別や日付順にきちんと並ぶようにも工夫すればベストですね。
例えば…

［講演レジメ20090805京田辺］、［講演レジメ20090818堺］…

［名刺プライベート20080516オモテ面］、［名刺仕事20090221裏面］…

てな感じでしょうか。

ただ、これらはもちろん基本なのですが、パソコンがインターネットに常時接続されている昨今では、万が一悪意のハッカーに自分のパソコンの中を見られる心配もぬぐいきれません。巧妙なスパイウェアだって跋扈しています。

セキュリティソフトを導入し、ファイヤーウォールを稼動させておくことはもちろんですが、そういうケースへのいちおうの対策として、フォルダ名やファイル名を、あえて中身がすぐに想像できないようなわかりにくい、ちょっとヒネった名前にすることも、望まれる事例が出てきます（自動的に情報を収集・送信するスパイウェア類も、典型的な字句には優先的に反応するという説も）。

悪意で見られたら困る機密レベル最高の超重要個人情報を保存してあるにもかかわらず、そのファイル名が［クレジットカード番号一覧］などではあまりにもそのものズバリなので、「カード」→「カードを使った子どもの遊び」→「カードダス」→「バンダイの登録商標」という連想で、ファイル名は［バンダイ］にしておく……とか。

あと、これはハッカー対策というよりは、自宅のパソコンを共用する家族対策にあたるかもしれませんが、不倫相手の連絡先を記したファイル名を［プリンの作り方］にしておくとか(^_^;) おぃぉい..

（そもそもそういうファイルは内蔵ハードディスクには保存せずに、ＵＳＢメモリやＳＤカードとかに入れておいて、必要なときだけパソコンに接続するようにすべきですね）

 

――そんなこんなで、先日ちょっと自分のパソコンのファイルを整理していたのですが、そのとき、デジタルカメラで自ら撮影した写真データを集めたフォルダの奥に、なんと［サボテンの花］というフォルダを発見！

「!?」

サボテンの花といえば…やっぱ「サボテンの花」だよなぁ。
（→すでに頭の中では財津和夫が歌いはじめている）
つまり些細なきっかけで愛が失われて彼女は自分のもとを去って行ったと。

とゆーことは、このフォルダには…………別れた元カノとの写真が入っている!?

えぇーっ、そやったっけ!?
そんなのこんなとこに保存してたんや!!

はからずも脳内を駆け巡るいくつもの記憶。
あんなことや、こんなことや、おぉー何もソコまで！ とゆーよーな……(*^。^*)

ぃや待て、そんな写真データがこんなところに保存されているとすると、何かの拍子に今の相方に見られでもしたら！
そりゃマヅい。
少なくともいろいろ面倒だ。

どっ、どーすれば!?

削除？
否、これはそれで大事な記録でもあるし。

うぅーん。
てゆか、落ち着け落ち着け、よくよく考えたら、そもそもデジタルカメラをはじめて買ったのは、今の相方と結婚した後。
新婚旅行の写真だって、フィルムカメラで撮っていたではないか。
（フィルム時代の写真をスキャナーにかけたことも原則としてない）
ということは、ソレよりも前の写真が、こんなところにデジタルデータで存在することは、論理的にありえないはず！

え、でも、となると、はたしてこの［サボテンの花］というフォルダには、いったい何の写真がが保存されているのか??

「…………!?」

意を決した私は、おそるおそるフォルダを開いてみることにした。

すると…………

 

（掲載用に解像度を下げてあります……下げすぎた!?）

「………………」

そのまんまやんけっ！

そういえば、たまたまサボテンが花を咲かせているということで、せっかくだしケータイで撮っておいたことがあったっけ(^^ゞ