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「LGBT」「性同一性障害」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論など、ご要望に合わせて対応いたします。※これまでの実績などはお知らせブログにて

トランスジェンダー女子大生がひらく未来への扉 [多様なセクシュアリティ]

「…おはようございます。佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』登場人物の栗林理素奈です。ふぁ~」

「ぅう~ん……やっぱ、みんなで鍋パーティ、からのオールナイト明けはちょっとツラいねぇ。ということで同じく『1999年の子どもたち』外伝パート登場人物の石橋海素浦です~ノ」

「同じく『1999年の子どもたち』の外伝パートの登場人物、風屋光です。…てか、作中では今朝は神戸の街にも雪が積もってるはずだったんだけど、現実世界では今年も暖冬気味でそうはなってないんだね(いちおー雨なら降ってたけど;)」

「みんなおはよー; …同じく『1999年の子どもたち』登場人物、園田梓です。……昨夜はみんなの話が聞けて、リソナちゃんの高校時代の出来事とか、私達の意外なつながりがわかったりしてヨカッt………むにゃzzz」

「おっと、ここへ来てアヅサちゃんに《寝起きが悪い》設定が追加ですと」

「まぁまぁミズホちゃん、眠いのは確かだし、もうちょっと寝かせといてあげようよ。アヅサちゃんもこれから警察に行ったりいろいろ大変だろうし…」

「そうだね……。そういえば現実世界ではこの西暦2019年の12月、注目を集めた性暴力事件の裁判の結果が出たけど」

[参考]
伊藤詩織さんの「勝訴」になぜ世界は騒ぐのか
日本人に感じる当事者意識の低さ
(東洋経済オンライン) https://toyokeizai.net/articles/-/321942


「ヒカリちゃんが言うとおり、作中の私たちから見るとタイムリーだよぉ。作者もまさか現実の西暦2019年12月にこういう話題が出るとわかって入れたエピソードではないんだろうけどさ」

「でも作中の当該翌日のリソナちゃんの対応は、なかなか行き届いてたって、巷で評判だよね」

「うーん、そだね。
 いちおう
*本人を責めない。「あなたは悪くない」
*とにかく本人の気持ちを受け止める
*速やかな受診と事後避妊薬・アフターピルの処方を提案
*しばらくしっかり見守る・寄り添う
*専門の相談機関なども紹介する
 ……あたりは心がけたつもりなんだけど」

「ぃやさコレなら神ってたと評価してもよい水準だよぉ。さすがリソナ」

「おだてても何も出ないよ; あ、アフターピルの効果を考えるとリミットは72時間以内ね」

「ともあれ女性として生活してると、性加害を被る心配は身近な実感として、確実に男性のときよりも大きいよ…」

「そういう不安のない社会にしていくことが期待されますなぁ、皆の衆」

「でもヒカリちゃん的には、だからと言って何でもかんでも《男女別》で運用されるのが、逆にストレスになったりもするよね」

「……そのへんの話は昨冬にも私が風邪ひいてるときにしてたんだよね?」

 → 女性用トイレを使える人が女性なのである
 https://stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2019-01-26_RelationMtF


「そういえばこのトランスジェンダー女性の女性用トイレ使用についても、やっぱり現実の西暦2019年の12月には、ひとつ裁判の結果が報じられて話題になってたね」

[参考]
「LGBT配慮はもはや先進的ではない」。
経産省のトイレ使用制限問題、性同一性障害の女性職員が国に勝訴(判決詳報)
The Huffington Post Japan https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5df1fd73e4b01e0f295a4b15

「うん、この報道には私も勇気づけられた。自分も間違ってなかったんだって、あらためて思えた」

「いゃぃや、この判決内容っていろいろ優れてますゾ。てゆーより、なんか私たちの作中よりも現実が一歩先へ進んだ感;」

「だから私も微力ながらこの時代を生きるトランスジェンダー女子大生のひとりとして、いろいろ実践を続けていきたい。たくさんの扉を開けて、新しい未来を拓いていきたい。それが自分にとっても心地良い世界につながるだろうし、さらには次の世代をエンパワーすることにもなると思うから」

「スバラシイ心意気ですゾ、ヒカリちゃん。……それに我が六麓女子大学でも作者が初出執筆時に考えてた以上に《LGBTに理解がある》子は増えてますゾよノ だからヒカリちゃんのトイレや、さらには更衣室とかも、もうウェルカムなのがスタンダードになってきてるというか……。ね、リソナ?」

「そうだね。……で、そのうえで《何でもヤミクモに男女で分けるという措置が、逆に男女で分けることが望まれるような社会状況を作り出す原因になってしまう》という視点も、もうちょっとメジャーにしていかないとねぇ」

「男女各々の生活実感を分断し、相互理解を妨げ、さらには男性から女性への誤った性的アプローチが跋扈する現状も、主因はソコにある……等々含めて、そのへんは佐倉先生がだいぶ前から訴えておられるのに……」

 →「男と女は違うから別々に取り扱えばよい」…で本当にいいの!?
 https://stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2014-12-18_GenSeg


「リアル満咲ちゃんがまだ高校受験の最中の記事かぁ;」

「でも、このあたりと連なる事案、つい先日も作者、ツイッターで何か言ってたよね」

「……コレかな」




「ぁぁあ、『それなっノ』って感じ」

「まさしく『それなっノ』」

「それなっノ」

「あっアヅサちゃんが起きた」

「………ぅん、それでさ、六麓大学に行ってる友達が【性別とは、互いに相手をどう認識し、その解釈に基づいていかにふるまいあうかという、社会的相互行為というコミュニケーションの場で有効化されているにすぎない。いわば性別とは個々人の身体や、あまつさえ心の中ではなく、人と人の間にしかないものなんだ……みたいなことをジェンダー論の授業で習った】って言ってたナ」

「…ってか今年もやっぱり、その授業の担当の先生って、もしや作者なのでは!?」

「あと【「身体は現実世界用のアバターだ」とかいろいろ印象深かった】らしいよ。それから、授業の途中でアニメを抜粋した動画とか見せられたらしい。名探偵じゃないほうのコナンとかプリパなんとかとか…」

「……だからやっぱり作者じゃんw」

「佐倉先生、新刊の執筆の進行にともなって、去年までの授業内容と比べて新刊の内容を大量に先行投入してバージョンアップしてはるみたいだね」

「作者の《新刊》ねぇ…、でもソレいったいいつ出るんだか」

「ソコが問題だね;」

「できたら私の卒論の参考文献にするのに間に合うように出版されてほしい」

「作者ぁ、聞いてるか~!?w」

「ちなみにリアル満咲チャンも同様に卒論の参考文献にしたいからって、昨今は作者をせっついているとか……」

「リアル満咲チャンも社会学系の学部なんだよね。会いたいなぁ」

「それで、卒論といえば、私たち4人とも3年生の来年度から同じゼミ……って設定だったよね」

「そうそう、いわゆる《クサレ縁》なのですゾよw」

「うんwww、でも嬉しい」

「私も嬉しい。みんな本当に……これからもヨロシク」

「……というわけで、小説『1999年の子どもたち』の最後のリアルタイムな西暦2019年の12月ももう過ぎるということで、私たちももう自由の身なのね。肩の荷が降りたような、ちょっと寂しいような」

「もう今後はこんな形でのブログ出演はないのかな??」

「たぶんないんじゃない? たぶん…」

「ギャラよこせ~っ」

「これからは作中から現実世界の進展を見守ることになるのね」

「さしあたり来年・西暦2020年は東京オリンピック。訪日する諸外国の人たちにも誇れるような社会状況にしておけるといいよね」

「そうだよねー………って、待ってリソナちゃん!! 私たちの世界観では来年・西暦2020年のオリンピックはイスタンブールだよっ!」

「そうだった;」

「そういや、あれってなんでなん??」

「まぁざっくり言うと作者は《大規模イベントを開催して経済効果って発想自体が古い。もっと生活者の視点でのさまざまな小回りが利いた施策こそが望まれる》というスタンスなので東京オリンピックや大阪万博には批判的だってことらしい」

「なるほど~」

「……というわけで」

「この機会に小説『1999年の子どもたち』を読んでみようという方は、まずは第7巻収録のこの《外伝3》から」

「次いで本編はいきなり第4巻を読むというのが作者のオススメです」

「それでは皆さま」

「また作中でお会いしましょうノ」


  
◇◇


「……で、関係ないけどヒカリちゃんってさぁ」

「ん?」

「かつて男の子のときは《ひかる》だったって設定あるでしょ」

「うん。女の子に性別移行するにあたって読み方を《ひかり》にしようと思ったんだ」

「まぁ戸籍には読み方は登録されてないから《光》をどう読むかは、せいぜい住民票のフリガナ欄の訂正だけでできるもんね」

「子どもの頃、親に隠れて観てた『ふたりはプリキュア Max Heart』でシャイニールミナスに変身するのがひかりちゃんだったから、ちょっと憧れたし、それでなんとなく女の子だったら《ひかる》じゃなくて《ひかり》だよなぁって思い込んだってのもあるかも」

「なるほど。……でも、ちなみに今年度にやってる『スター☆トゥインクル プリキュア』の主人公は[ひかる]やデ(※画像は放送画面からキャプチャ)

「……なかなかいみじい話やねぇ」

「う゛~ん; 生まれるのが16年早かったかなぁ」

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