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「LGBT」「性同一性障害」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論など、ご要望に合わせて対応いたします。※これまでの実績などはお知らせブログにて

優木せつ菜がアイカツプラネットを始めるとき [メディア・家族・教育等とジェンダー]

「ラブライブ!」シリーズ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のアニメについては、主要登場人物のひとり《天王寺璃奈》に着目して、先般述べました。

 → 天王寺璃奈の事例から考える「本当のその人」とは
https://stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2021-01-24_mask-display


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※画像は各々公式サイト・公式配信からキャプチャ 以下当記事中同じ

そちらの記事では省きましたが、『虹ヶ咲』は従来作以上に各メンバーの個性の多様性を大事にして描かれている(スクールアイドル同好会各メンバーのアイドル活動がソロを中心とすることになったという作中設定もその現れ)こともあり、天王寺璃奈以外でも、「本当のわたし」「ありのままの自分」といったテーマが成長課題としてかかわってくる登場人物は、じつは複数いました。

※以下、若干のネタバレに言及します

《桜坂しずく》にフォーカスした第8話でも(まさに「演劇の舞台」という舞台設定をつうじて)、「その場その場に合わせて自分を《演じて》しまうことへの懊悩」に対して、「《全部が本当》でイイんだよ」というソリューションが示されました。

さらには、当記事標題にもある《優木せつ菜》。
簡単に言えば、「優木せつ菜」とはいわば芸名で、じつはその正体は生徒会長・中川菜々!

中川菜々モードのときは、ちょっと堅物な感じの、いかにも生徒会役員の任に就くタイプと一般に思われるようなステレオタイプを裏切らない、真面目でな優等生っぽい人物造形。
それが優木せつ菜モードになると一転、スクールアイドルとしてのリミッターを外したカリスマ性が全開のキャラとなるわけです。

当初はそのことに本人にも割り切れない思いがあったのが、仲間とのやり取りを経て「これでいいんだ」と納得していくプロセスは、第3話あたりを中心にしっかり描写されます。

その後は事情を知らない他の生徒会役員から「中川会長! スクールアイドル同好会の優木せつ菜チャンって素敵ですよね!!」などと言われて困惑するシーンが軽くギャグとして挿まれたりもしていました(それこそクワトロ・バジーナの「シャア・アズナブルを知っているかね、カミーユくん?」みたいに自分から言う羽目になったらイタいので、逆パターンでヨカッタですw)


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ところで、普段は生徒会役員などをしているイメージに見合った堅物キャラなのにアイドル活動時はポップに弾けたキャラに変わる……というような設定は、ある種の作劇上の鉄板でもあり、前例を探すに難くありません。

言うまでもなく『プリパラ』シリーズでの南みれぃの、普段の日常生活での為人と、作中でのアイドル活動のためのバーチャル空間「プリパラ」にログインした際のアバター《みれぃ》とのギャップが、そのようになっていました。

中川菜々の場合は、同じ(作中での)現実世界において優木せつ菜という別人としてのふるまいを設けたために葛藤も生じましたが、プリパラのようなバーチャル空間が「ラブライブ!」シリーズにももしあったれば、それを選ぶことでスムーズに2つのキャラを割り振ることができたかもしれません。

というよりは、そういうニーズが実際に私達が暮らす現実の世界では少なくないことが、各種のVRテクノロジーを活用したサービスと呼応し、それらが近年のアニメ作品とも影響を及ぼしあっていると言うべきでしょう。

『プリパラ』の後継作品『キラッとプリ☆チャン』の放送時間帯が移動したため放送枠上の後番組という形になった『ガンダムビルドダイバーズ』が「思いのほかプリパラだった!」といった事案は、その意味で象徴的でした。

 → むしろ「ガンダムビルドダイバーズ」のほうが「キラッとプリ☆チャン」よりも「プリパラ」の後番組な件
https://stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2018-05-25_VR-player


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さて、そんな「現実空間とは別にバーチャル世界でもうひとつの《なりたい自分》になってやりたいことをやる」という設定、2021年になって、新たに注目すべき作品が出現しました。

それが、標題のとおりアイカツシリーズの最新タイトル『アイカツプラネット!』なのです。

アイカツシリーズは、言うまでもなくアニメでもゲームセンターなどに設置されるアーケード筐体でも、プリパラ/プリチャンとガチンコのライバル関係にあるメディアミックスコンテンツですが、その最新のアニメ作品の内容が、ズバリかつてのプリパラの清く正しいリメイクとでも言えるところへ寄せてきたわけですね。

否、今「アニメ作品」と便宜上は表現しましたが、コレなんと実写とアニメを併用した映像コンテンツなのです。

……ここで、人物のパートはアニメ、巨大化したバトル場面は実写の特撮だった『恐竜大戦争アイゼンボーグ』とか思い出したりするとトシがバレます;

『アイカツプラネット!』では、作中での現実世界パートを実写ドラマで、そして主人公らがアイドル活動をおこなうバーチャル世界にログインしたパートをアニメでと、描き分けをしています。

『プリパラ』で言えば作中での「プリパラ」の外での出来事を実写で、「プリパラ」の中での物語をアニメで、各々描写しているようなものと説明できましょうか。

というか、つまりは『プリパラ』での「プリパラ」に当たるのが、今作『アイカツプラネット!』での「アイカツプラネット」なのだと言えます。

 → テレビ東京・アイカツプラネット公式ページ
https://www.tv-tokyo.co.jp/anime/aikatsuplanet/

 → アイカツ公式プラネット紹介ページ
http://www.aikatsu.net/aikatsuplanet/


これは上手い方策でしょう。

作中での現実世界が、視聴者にとっての現実世界にも近い実写。
作中でのバーチャル空間が、視聴者がゲームセンターに赴いてプレイするときのアーケード筐体の画面に表示されるものと同様のアニメーション映像。

これにより、視聴者がアーケード筐体のプレイをつうじて「アイカツプラネット」の世界を体験する行為と、作中で主人公らが「アイカツプラネット」にログインしてアイドル活動をおこなう描写とが、全編がアニメ映像で描かれるのに比して、より有機的に照応することになります
(アイカツシリーズ従来作では、この「作中でのリアルとバーチャルの関係性」にかかわる描写がややあいまいだった印象がありますし、『プリパラ』も『プリ☆チャン』にバトンタッチ後は、その点については後退したのが否めません)。

かくして感情移入がスムーズになりますし、メインターゲットと想定される小さな子どもたちにとって、わかりやすいというメリットも大きいです。

いわゆる2.5次元のステージイベントなどでも、作中での実写パートに出演しているキャストがそのまま舞台に立つ効果は侮れません。
全編がアニメだった場合だと、たとえ2.5次元イベントで出演するのが正真正銘そのキャラを作中で担当している声優であったとしても、幼い子どもにはピンとこない(アニメ作中のそのキャラクターとは異なる、どこかのお姉さんにすぎないと認識される的な)ことも考えられますが、そうした問題点もこれなら解消が期待できます。

いわばアイカツシリーズが、そうしたメリットを期して練り上げたアイデアが、この『アイカツプラネット!』という新展開には詰まっているということなのかもしれません。

なお実写パート導入とのプランにゴーサインが出る背景には、変身少女ヒーローものとしてプリキュアシリーズと直接のライバル関係にある『ポリス×戦士 ラブパトリーナ!』などの《ガールズ×戦士シリーズ》が、やはり実写で制作されており、なおかつプリキュアを脅かす勢いで好調を保っているというのもあったのでは? という推理も可能でしょう。
これら、番組としては制作会社や放送局、そしてスポンサーなどの絡みで「ライバル」になるとはいえ、作品としてはむしろジャンル全体の興隆や文化的な豊穣という観点から全体的に「共闘関係」が成り立っているとも言えて、視聴者の立場では嬉しい悲鳴でもあります

(《ガールズ×戦士シリーズ》については、なかなかこのブログで取り上げる機会が巡ってこないのですが、ツイッターでは随時言及しておりますので、適宜チェックしてみてください。例えばコレとか → https://twitter.com/tomorine3908tw/status/1360558527614357507


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そして、普段は生徒会役員などもこなす優等生なのに、バーチャル世界にログイン後のアバターがまったく別キャラになるというケース。
やはり『アイカツプラネット!』にも登場します。

それが第4話「やまとなでしこロック変化」で初登場した梅小路響子(演:長尾寧音)。

メイン主人公・音羽舞桜(演:伊達花彩)が通う高校の先輩にして、全校生徒の憧れの的である才色兼備の存在。
公式キャラ紹介には「幼い頃から英才教育を受けてきたお嬢様」「立ち振る舞いも美しく優しい」とあり、実際に第4話では華道や日本舞踊、箏曲をこなすシーンも挿まれました。

とはいえ、それゆえに周囲からは「誰もが憧れる優等生」「おしとやかなお嬢様」という役割期待が過度に寄せられることもままあることには、ちょっと疲れてしまったこともある梅小路響子さん。
そこで「アイカツプラネット」の中では、リアルでの為人は伺えないようなアバターを調製、ビートと名乗り、ロックをキーワードにした奔放なキャラにチェンジするのです。

第4話での本人のセリフ曰く、現実世界での「梅小路響子はこうだ」という決めつけから逃れて[自由で自分らしく]いられる。
「アイカツプラネット」というバーチャルリアリティ技術を用いたコミュニケーションのプラットフォームにおいては、現実のしがらみを逃れて[誰でも自分の好きな自分になれて、自分らしくいられる]、それがよい、それでよいのだと。

そうして、そんな梅小路響子/ビートの実践を見ては、始めたばかりの「アイカツプラネット」で自分の方向性に迷いを抱えていたメイン主人公・音羽舞桜も、悩みを吹っ切るヒントを得ることができる……というのが第4話の主眼だったわけです。

加えて第4話では、やはり梅小路響子/ビートのセリフを通して、アイカツプラネット空間内でのアバターがどのような姿形であっても、それが現実世界でのどのような人物なのかとは無関係だと言明され、年齢や、そして性別も、現実の桎梏を超克できるのだと特に示唆されます。

仮想的な場でのアバターが現実での本人といちじるしく異なるケースがあることは、プリパラやアイカツなどに限らす、デジタルコンテンツが日々進化しいいる今日では、いわば常識になりつつあるものの、そこにアクセスすることによる自己実現の無限の可能性が、ここであらためて描かれたことは、重要事項の再確認として意義あるものだったと思います

(作中では肯定的な文脈でしたが、もちろん、世知辛い話、いわゆる「オフ会」でのトラブルへの留意などは、行間に含まれていたかもしれません。
特に「相手が同年代の同性だと思っていたらじつは成人男性だったため性犯罪のリスクに遭う女子中高生」が心配される向きも少なくない中では、その注意喚起として機能する場面でもあったという解釈は否定されるべきではありません)

いずれにせよ、こうした プリパラ → ガンダムビルドダイバーズ → アイカツプラネット という流れを見ても、本邦の子ども向けマーケティングのアニメ作品が、視聴者の「バーチャル」をめぐるリテラシーを適切に涵養することに積極的に取り組んでいると言えます。

さらには、そうしたバーチャルな場を活用すれば、現実の制約を振り切った、さまざまな「なりたい自分」を実践でき、しかもそのどれもが「本当の自分」なんだと称揚することで、ひとりひとりの自己実現を肯定的に支援しているとも。

というわけで、やっぱ標題のとおり、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』の優木せつ菜さん、というか中川菜々さんも、ここでひとつ「アイカツプラネット」を始めてみるとオモシロイのではないでしょうか(!?)。

◇◇

◎制服がスカートとショートパンツ
ちなみに『アイカツプラネット!』作中、実写パートで主人公らが通う高校の女子制服が、なんとスカートかショートパンツかが、自由に選択できるようになっています。
これは作中の設定では、梅小路響子氏が生徒会の取り組みを主導して、それまでは女子制服はスカートのみだった校則の改正を実現した、となっており(これも第4話の挿話として描かれた)、そこでも「(女子はスカートなのが当然だと)決めつけるのはオカシイ」「常識を疑おう」といった主張が語られます。
もちろんメタ的には、このような作中設定を盛り込んだ制作陣が現実世界の価値観の多様化を意識し、適切な措置を導入しているということでもあるでしょう。
こうした細かい点についても、非常に意義のあることがおこなわれていると、しっかり評価していくべきですね。

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共通テーマ:アニメ

オンライン授業の日々後期編 [メディア・家族・教育等とジェンダー]

「ぃや~しつこく再登場 恐縮です。佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』登場人物の栗林理素奈です」

「ちぃーッス、『1999年の子どもたち』外伝パート登場人物の石橋海素浦ですノ いゃはや、ZOOM でのミーティングにもすっかり慣らされちゃったねぇ」

「ということで、同じく『1999年の子どもたち』の外伝パートの登場人物、風屋光です」

「同じく『1999年の子どもたち』登場人物の園田梓、やはりまたも出張らざるをえないわけね」

「え゛ー、まぁだいたいわかってると思うけど、前期授業の最中にも授業がオンライン遠隔方式になった実状についてあれこれトークをさせられたじゃん?

 → 新学期!→まさかのオンライン遠隔授業の日々
https://stream-tomorine3908.blog.ss-blog.jp/2020-05-19_RemoteOL

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 ※画像はイメージです

「今日は標題のとおり、ソレの後期授業編というわけね?」

「新型コロナウイルス感染症[ COVID-19 ]の猛威いまだ収束せず……。後期はゼミなど一部の少人数授業は教室での対面授業が再開したけど、大半はオンライン授業が継続だったもんねぇ」

「まったく作者ったら、引き続き人使いが荒いんだからぁっ!」

「で、どうかな、後期を振り返ると…。基本的には前期編でだいたいのことは言及できてるとは思うけど」

「やっぱり前期の、完全にオンライン遠隔授業オンリーのときは、登校できないストレスもあった反面、それはそれでそういうものと割り切れたところもあるけどさぁ~」

「…対面授業とミックスになると、かえって段取りが難しくなったというか、受講のマネジメントが複雑になった側面もあるよね」

「気持ちの面でもだけど、3限が対面、4限がオンライン……みたいな時間割だと、4限のために学生が使えるパソコンがあるサイバーラウンジを利用することになるけど、地味に席の奪い合いになったりしたわね」

「それでわざわざ自前のノーパソを持参して、自習用に指定された空き教室で受講したりもしたよ」

「ところがどっこい、それはそれで Wi-Fi の回線接続の奪い合いになっちゃうんだよぉ」

「オンラインと対面の混合ならではの面倒さとなると、だいたいそのへんに集約されるか、やっぱり」

「私達は3年生だからまだしも、履修コマ数が多い1,2年生の時間割だと、もうちょっと複雑になって大変なんじゃないかなぁ…。もっとも完全にライブ形式の配信ばかりじゃなくて、実際には時間割上の所定の時刻でなくても受講できる、いわゆる《オンデマンド方式》配信の授業も多いから、意外と融通が利くという説もあるよぉ」

「でもまぁ、私達3年生にとっては、来年度の卒論へ向けて、ゼミの時間とかは大切だから、そこが通常実施できたのはヨカッタ。あれがオンラインだと少々キツかったんじゃないかなぁ」

「同感。やっぱゼミとかは対面でのインタラクションが重要だと思うし」

「ところで作者も後期は実際にオンライン遠隔で授業、する側として体験したんでしょぉ?? 何か聞いてないの、リソナ?」

「えぇーとね。やっぱりそれなりの大人数の授業でも、対面のときのようなインタラクションがないのは、教員の側も、学生にとっても、お互いに物足りないというか、何かが抜け落ちるリスクが潜在してるとかね…」

「なるほどね」

「あとは…

*オンライン授業を工夫するうえでの、webシステムの使いこなし・習熟に、ある程度まで実地での経験値を貯める必要がどうしてもある。
そこに至るまでに、なにがしかのポッカリをやってしまうのが不可避;
学生のほうも、システムの設定上の癖みたいなものにまつわる「うっかり」が発生しがち

*毎回のリアクションペーパーも、紙の場合よりもニュアンスが伝わって来づらいところがある。
ただし、出欠の集計はラク。
学生にとっても多少のプライベートなデリケートな内容を盛り込む場合でも他の受講生に(提出時のどさくさなどで)見られるリスクがないのはメリット。
とはいえ、これもシステムエラーがあったりすると、地味に面倒;

*授業動画は、受講の負担に配慮すると、コンパクトにまとめるのが望ましいが、そうなるとオモシロイけれど省かざるを得ない小ネタがもったいなかったり

*動画のまとめ方に限らず、それも含めて学生の履修するうえでの負担感が見えにくいので、その軽重を調整する塩梅が難しい。
学生が自宅でどんな様子で受講しているか、その把握に役立つモデルがたまたま教員の自宅に居るという自分のようなケースはレアだろうから、この点も何か手立てが必要では?

 …ってところみたいだったよ」

「あー、なんとなくわかる気がする」

「(最後のやつとか、佐倉先生とリアル満咲ちゃんについては、ギブ・アンド・テイクというか持ちつ持たれつで上手くオンライン授業を乗り切ってる様子が行間から伝わってきて微笑ましいな…)」

「そうそう、あと、webシステムの設計上、履修者情報を照会すると、性別属性として[男性]か[女性]かがドドーンと表示される欄があるのが、作者にはそこはかとなくストレスフルだったって;」

「……そのときに性別属性の表示が必要なのかどうか、必要な場合も中にはあるとしても、ちょっと精査・再検討が必要ね、それ」

「ウチは女子大だからむしろソレはないけど、やっぱ共学の六麓大学はどうしても安易にそうなりがちなんだ…」

「ヒカリちゃん、ドンマイ~♪」

「うん、あと前期から部活・サークル活動は制限されてるけど、せっかくキャンパスまで来たのに授業が終わったらさっさと帰れという扱いも、そもそも完全に登校禁止だった前期より、なんか余計に残念」

「そういやヒカリちゃん、本来は4月からセクマイサークル立ち上げるプランもあったもんね(というココへきてまさかの新設定追加;)」

「今どきソレ大事だもんね」

「というわけで、新型コロナウイルス情勢は予断を許さない中で、来年度がどうなるかも不透明だけど…」

「オンライン遠隔授業が続くとしたら、今年度のあれやこれやは、ぜひ活かされてほしいところね」

「とりあえずアタシたちは、4月から4年生…」

「卒論(と就活)がんばるしかないね」

「(就活もオンライン化して、こちらも従来とは違うあれこれに、いろいろ苦労があるけど、それはちょっとこの記事では省略するしかないかぁ…);」

「ちなみに卒論テーマ、私は『性暴力被害、なぜ告発が困難なのか』に仮決定したけど…」

「うん、私は『社会システムとしての《性別》とトランスジェンダー女子大生』で行くことになったし、作者の新刊もなんとか参考文献に間に合いそうな見込みでなにより」

「アタシは『《陰キャ》いじめの構造と全制的施設としての学校』だよ。がんばるヨ」

「私は『ポリアモラルな親密圏と《好きの多様性》』。…みんな落ち着くところに落ち着いたよね(てかコレ私も作者の新刊が参考文献になるのでは!?)」

「ちなみにリアル満咲ちゃんも卒論テーマ決まった頃なんじゃ…??(なんかNPOの会報に原稿出したりしてたみたいだけど)」

「うーん、作者によると、アイドルとアイドルオタクをめぐる事象か何かあたりにフォーカスしたテーマになるっぽいらしいよ」


「(やっぱ佐倉先生、《卒論の影の指導教員》させられるのかな)」

「それでは」

「みなさま」

「また会える日まで(!?)」

「ごきげんよ~ノ」


◇◇

§佐倉智美 著・小説『1999年の子どもたち』
オススメは7巻の「外伝」から入って次に4巻を読んでしまうことですノ

  

◇◇



共通テーマ:学校

佐倉満咲、NPO法人SEANの会報に寄稿する [今週の佐倉満咲]

◇◇
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◇◇

これは完全に親バカ記事なのですが、な、な、なんと!
我が娘・佐倉満咲が、標題のとおり「執筆者」デビュー(!?)しました。

ワタクシ佐倉智美が理事のひとりを務めているNPO法人SEANでは、会員向けに定期的に会報を発行しているのですが、その『SEAねっと』Vol.54、2021年1月号に、私の普通の暮らしと題したコラムが掲載されたものです。

 → NPO法人SEAN公式サイト
http://npo-sean.org/


このコラム、《私とジェンダー》ということで、毎回広く執筆者を探して、各人の「ジェンダー」をめぐる思いを自由に書いてもらっているのですが、ふと会議で「次号の執筆、誰に依頼する?? ちょっと今回ちょうどネタ切れ気味やし、誰か目新しい人……」となった際に、半分シャレで「ウチの娘なんかどうですかね? もう来年は卒論を書こうかという段階に達してますし、授業のレポートなんかも先生からわりと高評価みたいですしイケなくはないかも…!?」と提案してみたところ、「ソレはナイス!!」と、あっさり採用されてしまった次第です。
しこうして満咲センセイに事情、および字数と〆切を伝えてみたところ、「それなら大学の課題ともカブらへんから行けるかな……」と、予想より本人もまんざらでもない様子で乗り気だったりも;

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というわけで、近年のウチの家庭の様子のくだりではワタシのプライベートがそこはかとなく開陳されていたりするのに加えて、やはり話題の主軸はただの友達の男子」との交友関係をめぐるエピソードだったりします。

実際、なかなか深いテーマに迫る文章になっていなくもなく、すでに会報を読んだ皆様からは、けっこう好評だという情報もあります。

最近ではジェンダーやセクシュアリティをめぐるさまざまなイシューに対して社会学的な知見を駆使して肉薄するスキルも爆上がりしている(と親バカの目には映るw)満咲さん、これを契機に、今後もこうした活躍が続くかもしれないとしたら楽しみであり、かつ有意義だと言えるかもしれません。

………そうこうするうちに親よりも執筆や講演の依頼がたくさん来たりして;

&そのうち本を出すとしたらタイトルは
Re:ゼロ歳から始める明るい(父親が)トランスジェンダー生活
 ……っスかね?? やっぱり

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