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佐倉満咲、高校を卒業&大学に入学する [今週の佐倉満咲]

さて5月も下旬となりましたが、我が娘・満咲さんは、関連前記事「佐倉満咲、大学受験に取り組む」の時点の後、当記事標題のとおり高校は無事に卒業し、すでに4月より関西地方のとある私立大学の社会学系の学部の学生となっておることを報告いたします。

高校生活は、前記事「バレンタインデーは友情の迷宮2017」でもまとめてあるように人間関係にかかわる面倒が相応にあったものの、総体的には楽しく充実していたようで、卒業にあたってはけっこうな感慨もあったようです。

てゆーか親の立場としては、子の高校時代までもがもう終わってしまったことに喫驚の限りですワ;
時の流れの速さはコレ以上いかんともしがたいものなのでしょうか。

で、現在は新生活の中で、これまた機嫌よく毎日キャンパスライフを満喫しているようであります。

また今後はいろいろあるだろうし、おそらくは何らかのセクマイ事案とも遭遇するのだろうとは思いますが、すでに中学時代あたりからお断りしているとおり、本人や関係者のプライバシー・個人情報への配慮や、そもそも聞かせてもらえる範囲自体が話の全容のうちの一部であったりするので、このブログで紹介できることは限られております。
(てか高校でも実際どうも何かセクマイ事案があったみたいなんですよね~;)
そのあたりは、今後ともあしからずご了承くださいノ

&現状、そんなわけなので今般の卒業~入学に関連して詳述できる範囲の内容だと、特に新ネタはなかったりもしますので、そこは過去記事から推量いただけると幸いです。



ともあれ大学生です。

高校までは制服がありましたが、ソレもなくなるので毎朝の服選びなどは大変になることが予想されました。
なので、いちおうワタシとしては必要に迫られれば服を貸す心づもりもしておきました。

「『わ~ ミサキちゃん、その服カワイイ! どこで買ったん??』
 『あぁ、お父さんに借りてん』

 ……みたいな会話をするハメになったら、その後ひとしきり説明する面倒が発生するから気をつけるように」

「あっ、じつは前に(高校時代に休日にみんなで遊びに行ったとき)すでにソレ言いそうになったことあるw」

…………もうあったんかよ(^^;)


ただ、蓋を開けてみると、実際には借りに来ることが多いのは、服よりもむしろ本ですね。

さすが社会学系の学部の学生。
親の書棚とニーズが一致してしまうわけです。

そんなこんなで、さしあたり社会学の入門書などを薦めつつ、

「社会学概論みたいな授業なん? …ということはデュルケムとかやった?」

「デュルケム!! いた。今日出てきた!」

「………(やっぱり;)」

「それに、えぇーと、テンニース」

「ゲマインシャフトとゲゼルシャフトか!(ということは次はジンメルあたりかな?)」

みたいな謎会話も捗ることになってしまっています。

……コレ、この先やっぱり授業のレポート課題の助言とか卒論の「影の指導教官」とかさせられるやつや;;;


◎上述の「カワイイ服、お父さんに借りた」のデンで行くと、その意味では「その本の著者、アタシの元父親」をリアルに言う機会もそのうちやってくる!?!?


  
★「社会学の入門書」の代表例と、「アタシの元父親の著書」(^^ゞ

あと、やっぱりというかなんというか、入学後に出会ったいろいろな人間関係の様子を伺う限りでは、どうもまた高校時代に引き続き「ただの友だちの男子」がいっぱいいるし、中でもとりわけウマが合う相手はいるみたいですねぇ。

この先「『男女間の友情は成り立つか?』2019」みたいな記事にできるかどうかは神のみぞ知る;
(なので、まずは「いいぞもっとやれノ」ですネ)

ただ、これら我が娘・満咲らの実践を間近で見るに、やはり「男女間の友情は成立しない」というのはソレが本質的に(例えば「生物学的に」)そうなのではなくて、男女間の(「恋愛」に該当しない親密性としての)友情が継続的に成立されることが困難になるくらい、それを阻害する要因が現行世界には周到に執拗に敷設されている社会環境にあるために、結果として事実上ソノ命題が真にさせられてしまっている……というのが実態なんだなぁと切に感じます。

せめてもう少しでも「好きの多様性」の方向へ世の中が広がるとよいのですけれど。


◇◇


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