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佐倉満咲、高校受験の志望校を検討する [今週の佐倉満咲]

さて、ご存知のように現在は中学生となっている我が娘・満咲ですが、この2014年度にははや3年生に進級しております。

それゆえ当然に高校受験は今年度の緊切した課題であり、したがってこの夏頃からは、各種の学校説明会・学校見学会の類にも積極的に参加し、私も親として必要に応じて同伴参加したりしてきました。

まぁ、最も大事なのは自分に合った高校に進学すること。
せっかくなので大学に進学できるだけの学力は身に付けてほしいとは思いますが、やみくもに「進学校」を目指すことが良いわけでもありません。
そのあたり、よ~く自分で考えて結論を出してほしいというのが、親としての願いでもありました。


で、そんなわけで、志望校の検討にいよいよ本格的に取りかかろうかという、今年の夏休みの前、はたして我が娘・満咲は志望する高校選びに際してどのような考えでいるのか、私は満咲を呼び止めて質してみました。

「なぁミサキよ。高校はどのあたりを目指すつもりなんや?」

満咲は一瞬 考える表情になった後、おもむろに答えます。

「あぁソレな。いろんな資料とか見て、いろいろ考えて検討したんやけど……」

おっ、なるほど、そんな素振りをこれまであまり見せなかった割には、じつは自分なりに情報に当たって研究はしていたようです。
私は少し感心しました。

「検討したんやけど……、(とりあえず現時点での暫定結論としては)やっぱり………」

ふむふむ、やっぱり?


「……女子校か 共学校の
  どっちかにするワ」

  ※語尾の「ワ」は女言葉ではなく関西弁


…………


…………。


 え゛っ!?


  (゚∀゚)


ちょ、待っ

ぃや、いゃいや!!

待たんかい(^o^;)


ソノ結論って、出すのに「いろいろ考えて検討」する必要、あったのか!?!?

少なくとも全国の大半の(もちろん「全員」ではないにしても)中3女子は、何も考えることなく、いきなりソコからスタートしていると思うのだが!?

……………。

むぅぅう。

しかし、ヤツにとっては、その点は、ひとつ重要な最初の考慮ポイントだったというわけか!

どうやら自分の進学先候補から男子校を除外するにあたってのロジック展開が、一般的な女子中学生のソレとくらべて、かなり異次元なルートだったようです。

つまり、性別は気にせずにいくつもの高校から、これはと思う候補をピックアップしていき、そうして「この学校に行きたい!」と思った高校がたまたま男子校だったりしたときには、それはそれで何か方策を考えればよい。
ジェンダーの壁なんて、せいぜいそれくらい。
なんとかなる。

そういうわけですかね?

で、結果として、ピンと来る高校は男子校の中にはなかったと。


……まぁ、我が娘・満咲の性別にまつわる観念がタダ者ではないのはわかっていましたし、それはそもそもワタシのせいだったりもするのですが、それにしてもそのタダ者でなさ加減を、ちょっと甘く見ていました(^^ゞ

むろん、「女子」「男子」の定義が絶対の基準で自明なわけでは決してない以上、「女子校」「男子校」もまた、誰が行く学校なのか……は、きわめて状況規定的ではあるでしょう。
「女子校」「男子校」といった男女別学校の存在意義は、現状では全否定できないにせよ、その枠組みは、一度批判的に昇華されるべき時期には来ています。

「女子校」だ、「男子校」だ、というだけで、志望校選びの最初の最初の段階で、自動的に一部の学校群が候補から除外されてしまうなんてもったいない!

その意味では、いつものとおり、コレについても、むしろ満咲のほうが正しいのです。

というわけて、満咲さん、その「タダ者でなさ」を有効に活かしながら、ぜひ素晴らしい高校生になってください。


そして、我が娘・満咲の高校受験における志望校選定エピソードにあっては、じつはコレが最大のハイライトとなってしまいました。

もう完全に出オチですナ(^o^;)。

なので、以下は、私がこの夏から初冬にかけてあちこちの学校説明会(学校ごとの他に合同会場のものも)や学校見学会・オープンスクールの類に同伴して、佐倉智美的視点(元高校講師で元塾講師でもあるところのトランスジェンダー当事者かつ社会学使いとしての、ジェンダーやセクシュアルマイノリティにかかわる観点)気づいた点などをまとめたいと思います。


◎元男子校の共学校/元女子校の共学校
昨今の少子化のなかで、公立学校も統廃合はおこなわれていますし、私学にあっても学校法人の合従連衡的な合併や提携が進んでおり、学園名や高校名が、まるで銀行名や政党名がそのような状態になったが如く、一昔前とはガラっと変わったりしている事例は少なくありません。
それにともない校風なども従来とくらべて大きく刷新されたりすることもあるようです。
いわゆる偏差値的な面でも、親世代が受験した時代のイメージはそのまま通用しなくなっていることが多く、注意が必要でしょう。
そしてこれらの一環で、かつては「男子校」「女子校」だった学校についても、今日では男女共学化されていることは珍しくありません。
ただ、共学化したと言っても、本当に男女比率が均衡した状態になっている場合(一方がおおむね3分の1以上が目安となりそうです)と、例えば元女子校で男子がいるのは特進コースの1学級だけ……というような場合まで、その実態はさまざまです。
もとより、名目上の男女共学校であっても、実際の男女比率が激しく偏っているケースはあったわけなので、そのあたりはしっかり精査が必要となります。
そんななかで、とある入試説明会にて、元は女子校だった某共学校(上述例のように男子は特定クラスのみで少なめなパターン)の担当の先生に聞いた話ですが、やはり元女子校にあえて入学を志願する男子は総じて中性的な傾向で、元女子校のエートスが残り生徒数的にも女子の比率が高い校風にも馴染みやすいとのことでした。
このあたり、MtFの性別違和傾向がある高校受験生は、ひとつ検討する価値があるかもしれません。元女子校のほか、公立でも女子が多めな学校は比較的容易に探し出せます。
また、元が男子校の共学校だと、女子比率が少なかったりすると少ない女子の中で女子どうしの人間関係に気を使わないといけないというような話もある一方、そういう環境が予測されるにもかかわらず、あえて入学を希望する女子生徒というのは、いわば「性別なんてどーでもイイ~♪」とばかりにジェンダーバイアス度が低い子が多いとも考えられます。
だとすると、女子集団内部での「女は女らしく」という同調圧力が苦手な女子には好適な選択したりえますし、ウチの満咲のような先進的な性別観念を持った子にも向いていると言えるかもしれません。


◎機能的な新校舎 VS 歴史ある学び舎
学校の再編等々にともない、各高校のハコモノ関連もリニューアルされたりするケースも見られる昨今、校地や校舎のありようは、やはり多岐にわたっています。
見学会に行ってみたある私立学校では、数年前に完成した最新鋭の校舎に完全に建て替わっていました。
普通は新校舎を建てたにしても、それを「新館」として、「旧館」である従来校舎と併用するのが一般的な運用ですが、この学校では潔く旧校舎は全廃し、すべてをキレイでピカピカの最新鋭の新校舎に遷したのです。
結果、非常に機能的にまとまった校舎となり、トイレもウォシュレット付きの旧来の学校トイレのイメージを覆したものとなっていました。
また職員室がガラス張りで、廊下から中の様子が窺い知りやすく、人見知りな生徒でも職員室に入りやすそうで、以て先生と生徒の距離感がほどよく近くなる効果が期待できました。
一方、別の学校の見学会に行った際は、歴史ある学び舎が立ち並ぶキャンパス全体ににじむ、何とも言えないしっとりした風情というか味わいある雰囲気に感嘆したりもしました。
その学校は高校を含めて下は幼稚園から上は大学まである女子教育の総合学園で、上述したような統廃合・法人の合併や提携の波からも幸いにも距離が置けているところでした。
そのためカトリックのミッションスクールとしての校風(と書くと何やら「お堅い」印象も受けますが、信仰は強要されませんし、礼拝の時間には真顔のシスターも普段はただの「大阪のオバチャン」だったりするようです)も連綿と受け継がれているのでしょう。
このような、歴史が醸しだす上質な空気感というものは、一朝一夕には出来上がるものではなく、ピカピカの新校舎にはない良さがあると考えられます。


◎トイレをめぐる攻防
前述のような校舎自体のほか、内部の各種の設備も重要です。
今回見て回った高校は、公立私立問わずいずれも教室にエアコンがあり、この点は大阪では今ではスタンダードと言えるでしょう。
自習室なども整えている学校は多かったですね。
また、公立高校であってもコンピューター関連の授業で使われる教室には真新しげなパソコンが立ち並んでいましたし、その他必要なものは、適宜更新する予算は付いているようです。
ただ、機動的な資金の確保と執行は、私学に利があるようで、公立の場合、どうしても予算がつくのは承認が済んだ項目から各学校順番に……というような形になるのが基本なため、モノによっては更新が遅れる設備もないではないようです。
特に気になったのはトイレ。
私立の場合は「旧校舎」のトイレであっても最低限の改修が済まされていて、ウォシュレットもついてることもありました。
しかし公立高校のトイレのリニューアルは後手に回っているようで、現在主流の30年余り前の生徒急増期に建てられた校舎のトイレの基本設計は、今どきの洋式トイレに慣れた世代の生徒たちには、ちと辛いものがあるという感が拭えません。
ただ、車椅子の生徒を受け入れたことがある学校では、特別な予算によって、トイレ改修がおこなわれていることもありました。
で、そうしたケースのトイレの「バリアフリー」化ですが、既存の男女別トイレの内部に設けられる場合もあれば、バリアフリートイレとして別の場所に存在することもありました。
また、車椅子の生徒が卒業してしまって久しいためかバリアフリートイレは普段は施錠されているような運用も見られました。
ただ、少なくとも男女別ではないバリアフリートイレが存在するのであれば、例えば性別違和があるなどして男女別トイレの使用に難がある場合は、入学後に「応相談」で使用可能にしてもらうことも可能ですから、ひとつのチェック項目にしておくとよいかもしれません。


◎制服エボリューション
制服は、やはり伝統ある私学では受け継がれてきたデザインの制服が人気ということもありますが、その場合でも夏服のみリニューアル、逆に冬服のほうを新時代に合ったものに刷新など、今日的なニーズへの対応はおこなわれています。
公立も同様に、見て回った範囲では、男子用女子用とも今風のブレザー基調の制服になっていました。
また、公立の中には制服が廃止され、基本的に服装自由というところもありました。
その場合でも「なんちゃって制服」をコーディネイトする生徒は多いようですが、このあたりも、性別違和がある生徒にとっては、スクーライフのQOLに大きく影響するところでしょう。
また制服はあっても、女子のボトムが、スカートの他にキュロットやスラックスから選べる学校もありました。


◎みんなで進学校/総合とか選択とか
少子化の昨今、どの高校も生き残りをかけて特色づくりには余念がありません。
有名大学への「進学実績」づくりもそのひとつですし、多様な進路への対応を打ち出す学校もあります。学校行事や部活動の活発さもアピールポイントのひとつでしょう。
そうした要素のバランスを考えて、自分に合った学校を選ぶとよいのは言うまでもありませんし、そのあたりの全体的な高校の雰囲気みたいなものは、複合的な因子(例えば周辺のロケーション――交通至便で賑やかな都市部だとか、閑静な住宅街だとか、緑豊かな田園地帯だとかいった、学校が直接関与できないものも含めて)にも左右されつつ形成されるので一概には言えません。
ただ、相対的に「進学校」としての評判を得た学校などは、その実態に見合った生徒が集まってくるために、学力的にも粒ぞろいで、目指す進路もある程度は傾向が似ています。それによる学校側と生徒のニーズの相互作用の結果、カリキュラム等は比較的選択肢の少ないものとなり、ざっくり文系理系が分けられる以外は、おおむね同じ授業をみんなで3年間受けることになりがちなようです。
これは、必ずしもそうなるわけではないにしても、ひとつボタンをかけちがえると「みんなで同じことをしないといけない」的な同調圧力がストレスフルに働くような風潮につながる可能性が考えられなくはありません。
(実際には、かなりの「進学校」寄りでいわゆる偏差値的にも相当に高い高校の説明会での生徒会役員による学校紹介のコーナーで「ウチは制服が自由なので、学ランが着たい女子でも大丈夫。あっ、もちろん男子のスカートもOKです!」と生徒会長が語るような場面もあった――どの程度「半分冗談」なのか量り切れませんが――ので、本当に一概には言えないでしょうが)
反面、大学進学実績も相応にあっても、「総合学科」や普通科という建前ながら総合学科に近い内実の「普通科総合選択制」の学校などは、カリキュラムの自由選択の幅が大きいことが特色で、学校独自のコンセプトに基づいた自由選択科目も用意されています。
これにより各々生徒の多様なニーズに対応が可能になるのですが、その結果時間割はひとりひとり異なることが当たり前になります。
この「ひとりひとりちがう」という前提があることが、学校全体の自由度の高い空気感にもつながり、明るく開放的な校風が醸成されているような印象は、これまた今回の観測範囲を見た限りではありますが、わりと感じられました。
みんなでいっしょに同じことを一斉にするのに馴染めない、何らかの「みんなちがってみんないい」属性を持つ人は特に、こうした自由度の高い学校を検討してみるのもよいかもしれません。


……かくして、この12月に至り、学校での三者面談も経て、現時点では志望校も決まった我らが佐倉満咲さんは、只今絶賛受験勉強中;

思えば、かつて「女子高生になれなかった少年」だったワタシの、その娘が、いよいよ女子高生になるわけです。

一般に、親が叶えられなかった夢を子に託す……というのは、子どものほうがある程度は自分の自由意志で選んだことが結果的にそうなってもいるならともかく、もっと初期から親にそうするように仕向けられ押し付けられたものだったりしたら、とてつもない「毒親の呪い」以外の何物でもありません。

ただ、この場合は、単に「女子高生になる」だけだし、高校生になった後のスクールライフへの展望も、おおむね本人が自らの意思で思い描いていますから、まぁ大丈夫ですね(^^ゞ

ともあれ、小説『1999年の子どもたち』では、その作中の舞台となる西暦2015年において、一足早く本人をモデルにした登場人物として高校生になっていた佐倉満咲さんが、いよいよリアルに高校生になる2015年
はたしてどんな展開が待っているのでしょうか。


  


★オマケ1:模擬試験には何着ていく?★
模擬試験を受けに行くときにちょっとした「遊び心」を出す話は昔からよくあります。
(「五ツ木の模擬テスト」の場合、中学校の制服着用が推奨されているなかで)セーラー服の学校の友達とブレザーの制服を交換して行くとか、わりとよく聞くところです。
だとすると、例えば「男女で」制服を交換したりするのもOK!?
……というようなことを満咲に伝えると、「あっ!」と一瞬頭の上に電気が点灯(^^)
どうやら、この機会に一度くらい学ラン着て男子に混じる、その千載一遇のチャンスととらえたようですw(いわゆる性別違和とかじゃなくて、単に試しに男の子にもいっぺんなってみたい的な)
まぁ模試の受験料も安くないし、模試を受けるからには実力の測定や合否判定などは外せませんので、わざわざ男の子のような仮名で受験するなど、ソコは断腸の思いで諦めてもらうしかありませんが、しかし、もしもその点を割り切れて、ちょっといつもと違う自分になる体験をするという目的に特化できるのなら、べつに模擬試験受けるだけなら公的書類も何も要らないのですから、名前も性別も自分の好みのものにして参加するのがいけないなんてことはないでしょう。
だから、例えば女の子になりたい男子生徒が、本格的なトランスはまだ先としても、せめて今ここで女子受験生気分を味わうくらいはしておきたい――ということなら(いちおう完パスが条件にはなるでしょうが)女子制服を借りるなどして、女の子として模擬試験に参加するのはぜんぜんアリということになりますね。


★オマケ2:アンケートの性別欄!
学校見学会・オープンスクールの類に行くと、だいたいアンケートの記入を求められるのが通例ですし、子どもが体験授業を受けている間に保護者には保護者向けの説明会があったりもしますので、アンケートは用紙からして親子で別々のものになっていたりするのですが、ある学校のアンケート用紙を見て、はからずも目が点にになりました。

 BL141227hogosha.JPG

  (゜o゜;

ぃやー、生徒用ならまだしも回答者が女子なのか男子なのかを知りたいニーズがあるのは理解できなくもない(もちろん屈託なく二択の性別欄を設けるのがよくはない)が、保護者はもう「保護者」なんだから、べつに「性別」は不要なのでは!?
必要もないのに性別を尋ねる欄をなんとなく設けるのはいちばんいけません。
スルーしてもよかったのですが、やはり今後この学校に入学するさまざまな生徒たちのことを考えると、ひとこと言っておくことが望まれましたので、この二択性別欄は非回答の上、自由記入欄でこの点について、保護者向けアンケート用紙に必要な質問項目だとは思えない旨を指摘し、もしも性的少数者の受験生が入学を希望した際に学校側の誠意ある真摯な対応があるであろうことに対して疑念を抱かせてしまう事案だとも述べておきました。
で、帰り道で満咲にこの話をしたところ、ヤツもまた「なんで(性別欄が)あんの!? …と思ったワ」とのこと。
こうした見学会の際のアンケートに性別欄はない学校もあったので、このあたりにも各学校の考え方がはしなくも反映されるのかもしれません(もちろん、このことと、実際にセクシュアルマイノリティ生徒が入学した際の真摯な対応とが、どれくらい相関するかはわかりませんが)


★オマケ3:性別欄が二択じゃない!★
しかし、捨てる神あれば拾う神あり(!?)。
学校見学会・オープンスクールの類は、当日いきなり行ってかまわない場合もありますが、たいていは何らかの事前の申し込みが必要です。申し込み方法は学校によってさまざまですが、今風にインターネットからできることもあります。
そして、webの申し込みフォームというのは、「性別欄」的には凄まじく鬼門です。ラジオボタンによって強制的に男女いずれかを選ばざるをえないようにプログラムされているのですから。
ところが、ある学校の見学会・オープンスクールに申し込もうとしたところ……

 BL141227web-free.jpg


……………。

自由に記入できるのかよ!

   ヽ(^o^)丿

しかも入力可能な文字数、多っ!!

これならちょいといちびり精神を発揮して、「男女2つのどちらかと言われれば、いちおう女子」みたいに書いておくことも可能です。
まぁ、これもシステム上たまたまこうなっただけで、実際にこの学校がどのくらい「男女2つのどちらか」で割り切れない性別の生徒に対応してくれるのかとの相関関係はないのかもしれませんが、それでも、少なくともこの局面では少し気持ちが楽でしたね。


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