SSブログ

◎執筆・講演のご依頼はお気軽にお問い合わせください◎
メール案内ページ
「LGBT」など性的少数者の人権、セクシュアリティの多様性、クィア論、男女共同参画などや、そうした観点に引きつけてのコミュニケーション論、メディア論、「アニメとジェンダー」など、ご要望に合わせて対応いたします。※これまでの実績などはお知らせブログにて

「1次関数とは何だチェインバー!?」学習者支援インターフェイスシステム [その他雑感つぶやき]

今月初頭は中学生の娘がまた期末テストシーズンでした。

相応に勉強に取り組む娘から、漢字の同音異字熟語の意味の違いを尋ねられたので…

「ガミラスの【脅威】」
「【驚異】の波動砲!」

…という例文を提示したりもしつつ、元塾講師のスキルを活かしていろいろ応対するのも、親子のふれあいということになるでしょう。

もっとも上記例文、娘も『宇宙戦艦ヤマト2199』はナナメ視聴ながら知っているので理解可能だろうと使ったのですが、よくよく考えると、ワタシの中学時代の国語の自習ノートには、リアルにこの例文が書いてあったような気がしてきたゾw
あぁ中二病

次に、理科は化学反応。

どうやら娘は、いわゆる化学式の前のほうに来る元素と後ろに来る元素、何がどっちで何故そうなるかでお悩み中の様子。
とりあえず「元素の周期表の左のほうの奴らと右のほうの奴ら」という捉え方を勧めたのですが、ただ、これ、下手をすると【男女】のメタファーになっちゃうのが悩ましいところ。

化学反応・イオンなどの他、理科だと磁石のS極N極なども、結果的にそういう暗喩として機能させてしまう、世の男女二元性別制度&異性愛主義っていったい……。
そして、こういうときソレに与しないように気を遣って勉強を教えるのも、ガチ難しいです;

そんなこんなで熟慮の末、
「まぁ元素にも【受け】と【攻め】がおるねん」
「なるほど!」

………とすると、ヘリウムとかネオンとかアルゴンは、ノンセクシュアルないしはAセクシュアルということになるのでしょうか??
とりあえず比喩としてそういう考え方もひとつあっていいような希ガス。w
(※希ガス化合物もないわけではないようですが)

さらに英語は接続詞 if, because, when など。
「これは1文が、じつは合体ロボットのように2つのパーツがドッキングしてできてることを理解するとエエねん」
「ドッキング、キターーーッ」
……親が中二病なら子も子ですw。

「で、if, because, when などの節が前に来て文の切れ目にカンマを打つのがドッキングのアルファフォーメーション、後ろに来るのはベータフォーメーション」
2通りの合体キターーーッ」
………いちおうこの説明のしかたは塾講師時代から使ってます;


そんなこんなで子どもたちに勉強を教えるのはワタシとしては長らく従事していた仕事なのですが、ウチの子にせよ、かつての塾講師時代にせよ、つねづね感じるのは、勉強の成績が伸び悩むケースというのは2種類。
勉強自体が苦手な場合と、もうひとつは良い成績を取るのが苦手だという事例。
後者は概ねテストで点を取るのが苦手…とも言い換えられるでしょう。

そして後者に当てはまる際、その子どもたちは総じてテストの点のイメージに比して非常に聡明な印象なのです。

むしろ聡明であるがゆえに、テストの問題文を深読みしたり、行間の意味を勘繰ったりして、テストの出題者がシンプルに企図した「正解」を導き出すのに困難をきたしているのではないかと思えるのです。

あるいは授業中の先生がいろいろ説明する言葉が、自分の理解のチャンネルと合わない子。
いわば通信プロトコルの不整合。

こういう場合、その子どもたちは、往々にして学校の一斉授業について行くことが難しく、そのじつは高い潜在能力を認められ伸ばしていくことが阻まれてしまいます。

そうした子の存在は、いちおうは認識されてはいるものの、仮にその原因が上述のようなものだとしたら、この問題は少人数編成や個別指導塾でも解決できないことになりましょう。


そういう意味では、個別指導を含む少人数学習やサポート教員を配置するというような方策とは、もう少し別の手当てが検討されてもよいかもしれません。

例えば、学校などが提供するサービスと、個々の児童生徒との間に入って、きめ細かく相互の意図を媒介・翻訳する役割の存在はどうでしょう。

しかも双方が気を使わなくて済み、常時24時間児童生徒に寄り添ってくれることが望ましいわけなので、何らかの「人間ではない」存在……。

例えばプリキュアの妖精みたいな感じで子どもの側にいてくれる存在などはイメージ的に好適かもしれません。

そのセンでもう少し現実的なところを探るなら、やはり何らかのAIを搭載した携帯型デバイスでしょうか(2013年現在で思い浮かぶのはタブレット端末みたいな)

いわば【学習者支援啓発インターフェイスシステム】。

…………名前はチェインバー!?
(cv:杉田智和)

「先生の含み笑いを確認」
「どういうことだ、チェインバー?」
「中間テストのヤマを示唆しているものと推察される」

とか

「チェインバー!? 1次関数とはいったい何だ??」
「1年生で習った『比例』の概念に最も近い。比例の復習を提言する」

とか? w

ただタブレット端末的なものが子どもたちに配布されることだけで言えば、あと10年くらい見ておけばあまねく本当に実現しそうではあります。

進研ゼミのベネッセでは、すでに一足先に中学講座受講生にタブレット端末を配布し、旧来の専ら郵送による赤ペン添削教材のやりとりからは十歩くらい進んだ21世紀的通信講座に乗り出してもいます。

要は、その時点の技術的範囲で中身に何を盛り込んでどう活かすか……なんですね。


 


コメント(0)  トラックバック(0) 

コメント 0

コメントの受付は締め切りました

トラックバック 0