ウエスターとサウラーもプリキュアになればいい

そんなわけで、保育園時代は、よく男の子とともに戦隊ごっこに興じていたらしい我が娘・満咲ですが、そういえば、そうやって戦隊ごっこをして、一段落した後、「じゃぁ次はプリキュアごっこ！」と言うと、とたんに男の子たちが逃げていくのが納得できないようでもありました。

「ミサキちゃ～ん、やっぱり男の子にプリキュアごっこは無理じゃ…」
「……なんで??」

てな感じでしょうか(^o^;)

ただまぁ今どきのプリキュアごっこが、本質的に戦隊ごっこと何が違うかと言えば、何もちがわない（ようするに変身して悪者をやっつける）ので、ある意味、満咲こそ正しかったのですが。

そんな、同じ要素の遊びを性別で区分してしまう世の中の男女二分規範圧力こそ恐るべし！

ちなみにそういう中では、戦隊ごっこをしたい男の子たちとしては、参加してくれる女の子は非常にありがたいんですよ。
なぜなら男の子ばかりで戦隊ごっこをするとなると、「誰がピンク役をするか」でモメるんです。
挙句、男の子集団の中でもちょっと力の弱い子――将来のＭｔＦだったりする場合も――が無理やりやらされたり。

 

かくして時は流れて2010年。
去る１月３日放送の『フレッシュ プリキュア ！』第46話［ サウラーとウエスター　最期の戦い！！ ］を見ていて、満咲がひと言。

「ウエスターとサウラーも、イースみたいにプリキュアになればいいのに」

『フレッシュ』では当初に登場する敵の３大幹部がこの
　イース…プリキュアとなる主人公らと同年代の少女の外見。
　ウエスター…肉体派武闘系の青年の外見
　サウラー…美系二枚目ふうイケメンの外見
の３人だったのですが、先日述べたとおり途中でイースは改心してプリキュアのひとりとなったわけです。

そうして残ったウエスターとサウラー（シリーズ終盤には格上の幹部でマジ悪者キャラな「ノーザ」もちゃんと※登場してきますが）らと、さまざまな軋轢を残してこの最終回間際まで戦いは続いてきたのですが、46話段階になって、ついにウエスターとサウラーにもプリキュアたちの気持ちが届きます。
でも残念ながら、そこで２人は悪の大ボスによって消されてしまうのです。

で、上述の満咲の発言となるわけですが――。

いゃー『プリキュア』製作スタッフをはじめ、視聴者も、ほとんどの人は「その発想はなかったーーーーっ！」(^o^;)ですかね。

でも、戦隊シリーズに初の女性レッドが登場したことだし、こちらも初の男性プリキュアってのもオモシロかったかも！(^^)

◎せっかくなので、ウエスターとサウラー用の変身口上も考えてみました(^^ゞ
　　↓　　↓　　↓
「白いごはんは元気の源。炊きたてフレッシュ、キュアコシヒカリ！」
「褐色のアロマは安息の兆し。淹れたてフレッシュ、キュアキリマンジャロ！」

……まぁ最終回で本当にそういうオチになったら吹くかもですが(^_^;)

 

※
パ「卑怯者っ！」
ピ「それがラビリンスのやり方なの!?」
べ「イース、ウエスター、サウラー。…なんてキタナイ奴らなの！
　　…………はっ。……ねぇねぇピーチ、パイン、
　　アタシ今ウマいこと言ったよね(*^。^*)」
パ「はぁ～ぃ。ウマいウマい(^_^;)」
ピ「えっ何、ベリー？ 何がウマいの???」

５話か６話あたりでコレやってほしかった(^^ゞ

◎またまたｇｇさんのコメントにあるように、プリキュアの定義としては女の子限定ではないはずで、なんとなくそう思ってきたのは、戦隊のレッドは男性……と同様に単なる従来からの慣例に過ぎず、したがって“慣例破り”も可能であるということですね。
ちなみに、先週の土曜（その翌日、実際に“復活”はする）、満咲に上述の「最終回あたりでウエスターとサウラーがキュアコシヒカリとキュアキリマンジャロになって復活」を提案すると、「絶対ちがうと思う」と即座に却下されたのですが、「…コシヒカリとキリマンジャロじゃぁナイやろ」、否定されたのはソノ部分だけでした(^o^;)
(2010/01/21)

 

コメント 1

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先日のコメントにお返事有難うございま～すｖ
【プリキュア】は、『可愛らしく救済（解決）する』という意味（らしい）です。
なら必ずしも「女の子でなくてはならない」という縛りはない…のかな？
by ｇｇ (2010-01-14 22:41)